ゲーミングディスプレイ(モニター)の選び方

ゲーミングディスプレイを選ぶ時に関係する、液晶ディスプレイの基礎知識や性能・機能について解説します。

FPSに最適なゲーミングディスプレイ

応答速度1ms
リフレッシュレート120~144Hz以上
ノングレア(非光沢)

液晶パネルの種類

液晶ディスプレイのパネル種類には、TN方式、VA方式、IPS方式の3種類があります。
それぞれに特徴があり、パネルの種類によって液晶ディスプレイの価格が違い、価格が高いですが「IPS方式」が視野角度が広く静止画質が綺麗なので、人気があります。

ゲーミングディスプレイとしては、応答速度が速くコストが安い「TN方式」が一番採用されています。

TN方式

TN方式は、最も普及しているタイプの液晶パネルで、価格が比較的安価なのが特徴です。

VA方式

VA方式の特徴は、TNパネルよりも広い視野角を持ちコントラストも高いです。

IPS方式

IPS方式は、どの角度から見ても色の変化がない視野角を持ち、液晶パネルの中で最も優れた画質ですが、その分高価です。

パネル種類 IPS方式 VA方式 TN方式
視野角度 ×
応答速度
価格 高価 やや高価 安価
画質
コントラスト

グレアパネル(光沢)とノングレアパネル(非光沢)

グレアパネルとは、表面がツルツルして光沢があるパネルで、ノングレアパネルは表面に微細な凹凸をつけ光の反射を抑えた光沢が無いパネルです。

グレアパネルの特徴としては、画面がツルツルピカピカして画面の色が鮮やか、そして、黒が引き締まってコントラストが高いと言われています。
静止画や映像がとてもきれいに見えるのがメリットです。

その反面、表面がツルツルピカピカしているために、外光の映り込みが大きいというデメリットがあります。
画面に自分の姿や外部からの映り込みがあり、蛍光灯などの光が反射して画面が見づらくなりノングレアよりも目が疲れやすいです。

画質的にはグレアパネルの方がきれいですが、画面への映り込みが少ないノングレアパネルの方がゲーム用には人気があります。

応答速度について

応答速度とは、液晶が点いたり消えたりする速度のことで、特に表記の無い場合は「黒⇒白⇒黒」と変化するときに掛かる時間です。

GTG(Gray To Gray)と表記がある場合は、中間階調から別の中間階調に切り替えるのにかかる時間を表します。
GTG数値の方が、実際の使用環境に近いため、GTGを応答速度として表記する場合が多いです。

数値が小さいほど応答速度が速いということで、応答速度が速いモニターは残像が出にくい、滑らかな映像を映し出します。

例えば、応答速度が6ms(ミリ秒)とは、画面の色が「黒⇒白⇒黒」と変化するときに6ミリ秒の時間がかかるということです。

応答速度が遅いモニターは、次の色に切替るまでに時間がかかるため、動きの速い動画やゲームなどでは残像感やぼんやり感が発生し、画面が見づらくなります。

よって、ゲーミングディスプレイを選ぶ際は、応答速度1ms(GTG)を選びましょう。

リフレッシュレートについて

リフレッシュレート(垂直走査周波数)とは、ディスプレイが1秒間に画面を書き換える回数で、画面描画の速度性能を表します。

リフレッシュレート数値が大きいほど性能が高く、速い動きの映像でも滑らかに表示可能です。

一般的なモニターは60Hzで、ゲーミングディスプレイには120~144Hz以上が求められます。

解像度について

解像度とは、液晶ディスプレイの表示性能で、縦と横の画素数をかけた数値で表されます。

最大解像度の数値が大きいほど情報量が多く表示する事ができ、精細な表示が可能ですが、画質の良さは総画素数だけで決まるわけでなく、画素密度も関係します。

同じ画素数で画面のサイズが異なる場合、小さい画面の方が画素密度が高くなり、高画質となります。
1920×1080 Full HD
1920×1200 WUXGA
2560×1440 WQHD
2560×1600 WQXGA

現在、液晶ディスプレイの解像度は1920×1080ドットのFull HD液晶が主流ですが、最近は2560×1440ドットの高解像度モデルを使用する人が増えています。

視野角について

視野角とは、液晶ディスプレイの画面を上下左右から見たときに、どの角度まで正確に表示されるかを表す値です。

IPS方式の液晶ディスプレイは、視野角が上下左右共に178度までと広く、真横に近い位置でも画面の映像を視認できる性能です。