電源ユニットの選び方

電源ユニット
パソコンにおいて電源ユニットとは、コンセントから供給される交流電流(AC)を、PCパーツが使える直流電流(DC)に変換し、各PCパーツに電力を供給する重要なパーツです。

パソコン性能への影響は薄いが、パソコンの安定性への影響は大きいです。

全てのPCパーツへの電流を供給している為、安定した電流を供給出来ないとパソコンの動作が不安定になり故障の原因になるほどです。

安い電源ユニットを搭載した場合、品質が悪いとすぐ故障しやすいので、信頼できるメーカーのPC電源ユニットを選んで下さい。
パソコンの故障原因において、電源ユニットは結構多いです。

製品選びにおいて重要なのは、電源容量(ワット数)と電流変換効率の目安となる80 PLUS規格です。

電源ユニットの定格出力と最大出力

電源ユニットの定格出力とは、安定して出力を保てる電力容量(ワット数)で、最大出力は限界の電力容量(ワット数)です。

パソコンの各パーツそれぞれが必要な電力の合計が、電源ユニットの最大出力を超えてしまうと、各パーツの動作が不安定になり、パソコン自体が急に落ちたり故障の原因になります。

電源の変換効率が一番効率が良いのが定格容量の50%と言われているので、各パーツの消費電力の合計をしっかり計算したら、電源容量は5~7割以下に納めるのが一般的です。

例えば、各パーツの消費電力の合計が350W程度だったら、500W~600Wクラスの電源を選んで下さい。

80 PLUS規格

電源ユニットのスペックを見ると『80 PLUS』という表記があります。

80 PLUSとは、80 PLUSプログラム(www.80plus.org)が推進する電気機器の省電力化プログラムで、コンピューターやサーバーの電源が20%~100%の負荷環境下において、電源変換効率が80%以上の基準を満たした製品に対する認証です。

簡単に言うと変換によるロスする電力を20%未満に抑えた省エネ電源です。

80 PLUS電源のメリット

80 PLUS認証電源は、消費電力を減らせるだけでなく、従来より低発熱(高効率)で排熱が少なく、冷却に必要なパワーや騒音を減らし、電源ユニットの負荷も軽減できるので従来より高寿命(熱による劣化が少ない)というメリットがあります。

80PLUS認証ランク

80PLUS認証には以下の5つのランクがあり、ランクが高いほど無駄な電力を消費しない優れた製品と言えます。

できればSILVER(シルバー)以上を選んで下さい。

80PLUS認証ランク 負荷率20%時 負荷率50%時 負荷率100%時
80PLUS(スタンダード)
80%以上 80%以上 80%以上
80PLUS BRONZE(ブロンズ)
82%以上 85%以上 82%以上
80PLUS SILVER(シルバー)
85%以上 88%以上 85%以上
80PLUS GOLD(ゴールド)
87%以上 90%以上 87%以上
80PLUS Platinum(プラチナ)
90%以上 92%以上 89%以上